東洋大学 身体コミュニケーション論(2018年度)
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2018/12/06, 13, 20 | 修正・追加しました。 |
2018/11/10, 19, 29 | 修正・追加しました。 |
2018/10/26 | 参考映画を大量に公開しました。 |
2018/9/27 | 新規公開しました。 |
出欠確認と配付資料
出欠確認は、授業開始時に
ToyoNet-ACE (manaba) の
出席管理システム(https://hi.toyo.jp)
を使って行います。
遅刻は減点します。
配付資料には、(A)事前に学生が自分で印刷して持参すべきものと、
(B)教員が人数分を印刷して当日のみ配付するものがあります。
(A)は、授業前に、
ToyoNet-ACE
(manaba)の本授業(コース)のページにある「コンテンツ」へアップロードします。
(B)の一部も、授業後に、ToyoNet-ACEで公開します。
授業の予定と記録
*木曜1限、白山6201教室。
秋学期 |
回 |
月日 |
授業内容 (予定+記録) |
配布資料 (予定+記録) |
備 考 (予定+記録)
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1 |
9月27日 |
授業オリエンテーション
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2枚 |
課題1〜5説明 ビデオ使用 |
2 |
10月4日 |
メディアとしての身体
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課題1実施 →即日回収 課題5説明 |
3 |
10月11日 |
メディアとしての身体(つづき)
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6?枚 |
課題2説明・用紙配付 公演案内 |
4 |
10月17日 |
メディアとしての身体(つづき)
- メディア環境の変化と身体系メディア
- 電子メディアの増殖
- 電子メディアによる身体拡張
- 齋藤孝の身体論
- 社会変容と身体系メディア
- 価値観の相対化
- アイデンティティの脆弱化
- 身体感覚の特権化
- 現前性と共時性
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2枚 |
課題2提出 課題3説明 |
5 |
10月25日 |
メディアとしてのダンス
- ダンスの多様性
- 歴史的・地理的な差異
- 技法的な差異
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2ページ |
ビデオ使用 |
6 |
11月1日 |
メディアとしてのダンス(つづき)
- ダンスが伝えるもの
- メッセージの4階層
- 芸術の抽象化
- ブレヒトの異化効果
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2ページ |
ビデオ使用 |
7 |
11月8日 |
メディアとしてのダンス(つづき)
- バレエというダンス
- 350年の歴史
- 様式美と舞踊技法
- 姿勢と動作
- グラン・パ・ド・ドゥの構成
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4ページ |
ビデオ使用 公演案内 |
8 |
11月15日 |
メディアとしてのダンス(つづき)
- コンテンポラリーダンス
- バレエの革新と国際化
- モダンダンスの登場
- 20世紀バレエの具象と抽象
- ポストモダンダンスからコンテンポラリーダンスへ
- 日本のコンテンポラリーダンス
- 芸術におけるダンスの特異性
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3ページ |
課題3提出 ビデオ使用
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9 |
11月22日 |
メディアとしてのダンス(つづき)
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なし |
課題4のため聴講必須 |
10 |
11月29日 |
電子化と身体
- 視覚メディアと身体感覚
- 視覚メディアの歴史
- 美女の歴史
- メディアと身体観
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2ページ |
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11 |
12月6日 |
電子化と身体(つづき)
- CG・VFXで作る身体
- CGとは
- 映画
- アニメーション
- ゲーム
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2枚 |
課題4提出
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12 |
12月13日 |
電子化と身体(つづき)
- 情報技術で変わる身体
- バイオテクノロジー
- ロボットテクノロジー
- VRからARへ
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1枚 |
ビデオ使用 |
13 |
12月20日 |
ノンバーバルコミュニケーション
- ノンバーバルコミュニケーションの特徴
- 非言語的要因の多様性
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1枚 |
ビデオ使用 |
14 |
1月10日 |
ノンバーバルコミュニケーション(つづき)
|
2枚 |
課題5提出 |
15 |
1月17日 |
ノンバーバルコミュニケーション(つづき)
- 対人空間
- パラランゲージ
- ノンバーバルコミュニケーションの社会学
- シンボリック相互作用論
- ゴフマンのドラマツルギー
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2枚 |
|
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参考ウェブページ
*授業の進行にしたがって掲載を追加していきます。
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参考動画
*授業の進行にしたがって掲載を追加していきます。
A.電子化と身体
- 1.美女の歴史 日本編 YouTube (1:42)
- "100 Years of Beauty - Episode 16: Japan (Mei)" by WatchCut Video (2016/01/13)
- 2.フォトショップによる加工 YouTube (1:42)
- "Body Evolution - Model Before and After" (2012/05/22)
- 3.レイ・カーツワイル:今後現れるシンギュラリティ(技術的特異点)を学ぶ大学 | TED Talk | Feb 2009(8:47)
-
- 4.ニック・ボストロム:人工知能が人間より高い知性を持つようになったとき何が起きるか? | TED Talk | Mar 2015(16:31)
-
- 5.タン・レイ 「脳波を読むヘッドセット」 | TED Talk | Jul 2010(10:30)
-
- 6.ジェスチャーインタフェース:Introducing the Leap Motion YouTube (2012/05) (1:11)
-
B.ノンバーバルコミュニケーション
- 1.ノンバーバルコミュニケーションの8種類 YouTube(3:30)
-
- 2.ノンバーバルコミュニケーションのタイプ YouTube(3:53)
- Non-verbal Communication Types & Examples.wmv (2012/08/04)
- 3.今日からできる手話講座 YouTube (22:49)
-
- 4.ASL(米国手話)の初歩講座 YouTube (7:55)
- "Learn American Sign Language: Beginner conversational words and phrases in ASL" (2016/02/25)
- 5.バレエのマイム:白鳥の湖 YouTube (22:49)
- "Insight: Ballet glossary - mime" by Roya Opera House (2011/02/25)
- 6.海外でしてはいけないジェスチャー YouTube (7:26)
- "10 INNOCENT GESTURES That Can Get You KILLED Overseas!" by Matthew Santoro (2015/11/07)
- 7.コミュニケーション技術:プロクセミクスとクロネミクス YouTube (2:37)
- "Communication skills - proxemics and chronemics" by Ashish Shukla (2014/07/07)
- 8.エイミー・カディ「ボディランゲージが人を作る」 YouTube(21:02)
-
- 9.『フレンズ』で例示するノンバーバルキューの重要性 YouTube (4:32)
- "The Importance of Nonverbal Cues as told by 'Friends'" by Roya Opera House (2013/12/12)
注:『フレンズ』は米国NBC系列で1994〜2004年に放送された大ヒットTVドラマ(シチュエーション・コメディ)です。
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ダンス公演の探索
*残念ながら、一定以上の分量のダンス公演情報を常に掲載しているサイトは、チケット販売のサイトぐらいしかない。しかしチケット販売のサイトは大きな会場で行なわれるメジャーな公演しか掲載しておらず、面白くともマイナーな公演は掲載していない。
*劇場へ行けば大量のチラシを入手できるが、初心者にはどれが面白いか判別するのがむずかしいだろう。
面白い公演は、信頼できる人の推薦、知人・友人の感想などを頼りに探すのが早道。ウェブ掲示板での評判、ファンの口コミなども参考になる。
*しかし結局のところ、自分にとってどんな舞台が面白いかは、実際に舞台を見て地道に選択眼を養うしかない。これはダンスに限らず、どのジャンル(音楽、映画、美術・・・)についても同じことである。
(チケット予約・購入サイト)
-
e+(イープラス)
- ソニーとセゾンのチケット販売サイト。人気の公演はここでだいたい予約購入できる。
「ジャンルで探す」から「演劇/ダンス/お笑い」を選び、さらに「ダンス/パフォーマンス」、
「バレエ」、「舞踏(暗黒舞踏など)」などから探すことができる。
-
@ぴあ(電子チケットぴあ)
- 「ジャンルで選ぶ」の「ミュージカル・バレエ・他」から探すことができる。
エリアを関東甲信越に絞り込むとよい。
(興業会社のサイト)
-
日本舞台芸術振興会(NBS)
- オペラ、バレエの興業主。
-
光藍社
- バレエ、タンゴ、クラシックコンサートなどの興業主。
-
ジャパン・アーツ
- クラシックコンサート、オペラ、バレエの興業主。ジャンルでBalletを選べる。
(舞踊団・劇団・劇場のサイト)
-
新国立劇場
- 新国立劇場の公式サイト。
25歳以下の学生は「
アカデミックプラン
」を利用すればチケットが半額で購入できる。
-
新国立劇場バレエ団ファンサイト
- 個人サイトだが、新国立劇場バレエ団についての情報が公式サイトよりも豊富。
「公演カレンダー」で日程を確認できる。「リンク」も役に立つ。
-
東京バレエ団
- チャイコフスキー記念東京バレエ団の公式サイト。
-
K-BALLET COMPANY
- 熊川哲也が主宰するKバレエカンパニーの公式サイト。
-
東京文化会館
- 上野公園口にある東京文化会館の公式サイト。大規模なバレエ公演は、ここの大ホールで上演されることが多い。「公演情報」からスケジュールが見られる。
-
劇団四季
- 劇団四季の公式サイト。
チケットの売れ行きを確認してから、チケットが予約できる。
(その他、公演情報が探せるサイト)
-
Yahoo! JAPANの「ダンス、バレエ」
- 日本舞踊からストリートダンスまで関連ページが豊富に集められている。
ここを起点にしてダンスに関する基本的な知識を収集できる。
公演情報を直接には探しにくいが、時間をかければあちこちで見つけられる。
-
新書館『ダンスマガジン』
- ダンス専門誌『ダンスマガジン』のウェブサイト。おもにバレエとコンテンポラリーダンス(現代舞踊)を扱っている月刊誌(新書館が出版)。海野が舞台評などの記事を執筆している。
-
バレエナビ
- バレエ情報ポータルサイト。公演・発表会の情報、全国バレエ教室の紹介、世界の有名バレエ団へのリンク集など。
-
DDD Web
- ダンス専門誌『DDD』(ダンスダンスダンス)のウェブサイト。ストリート系ダンスからバレエまでを扱っている月刊誌(フラックス・パブリッシングが出版)。
-
Japan Contemporary Dance Network (JCDN)
- 京都を本拠とするNPO法人のサイト。コンテンポラリーダンスの情報が豊富。
-
演劇サイト・ステージウェブ
- 「演劇、ダンス、バレエ、ミュージカル、小劇場などのインタビューやおすすめ公演チケット情報、作品レビュー、掲示板など舞台芸術に関する総合ウェブサイト」
-
えんげきのページ
- 演劇鑑賞のための情報サイトだが、現代舞踊系の情報も豊富。
例えば「リンク集」→「劇団(ダンス・パフォーマンス)」とたどってみよう。
「劇場」のページもたいへん役に立つ。通称「えんぺ」。
-
Tokyo Dance Square
- 「Comming Soon」で近日行なわれる国内バレエ団の公演が紹介されている。網羅的ではない。
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参考文献
*授業の進行に伴って、逐次追加していきます。
(身体をめぐる手軽な読み物・入門書)
- 『社会的な身体:振る舞い・運動・お笑い・ゲーム』
荻上チキ著, 講談社, 2009.6. p.209. ¥740(講談社現代新書)
- 『身体感覚を取り戻す』
斎藤孝著, 日本放送出版協会, 2000.8. p.248. ¥970(NHKブックス)
- 『身体の零度:何が近代を成立させたか』
三浦雅士著, 講談社, 1994.11. p.284. ¥1500
- 『オニババ化する女たち:女性の身体性を取り戻す』
三砂ちづる著, 光文社, 2004.9. p.253. ¥720
- 『悲鳴をあげる身体』
鷲田清一著, PHP研究所, 1998.11. p.201. ¥657(PHP新書)
(ダンス・バレエの入門書・ガイドブック)
- 『バレエ パーフェクト・ガイド 改訂版』
ダンスマガジン編, 新書館,2012.6. 126p. ¥1600
(海野が分担執筆)
- 『コンテンポラリー・ダンス徹底ガイドhyper』
乗越たかお著, 作品社,2006.2. 270p. ¥2000
- 『バレエとダンスの歴史:欧米劇場舞踊史』
鈴木晶編著, 平凡社,2012.3. 312p. ¥2800
(海野が分担執筆)
紹介@|
紹介A
- 『ダンスバイブル:コンテンポラリーダンス誕生の秘密を探る』
乗越たかお著, 河出書房新社,2010.12. 282p. ¥2800
- 『バレエの宇宙』
佐々木涼子著, 文藝春秋,2001.9. 231p. ¥710(文春新書)
- 『バレエ入門』
三浦雅士著, 新書館,2000.11. 277p. ¥1600
- 『バレエの魔力』
鈴木晶著, 講談社,2000.5. 231p. ¥680(講談社現代新書)
- 『バレエへの招待』
鈴木晶著, 筑摩書房,2002.9. 218p. ¥1200(ちくまプリマーブックス)
- 『ぴあバレエワンダーランド』
守山実花監修, 2003.11. 160p. ¥1900
- 『鑑賞者のためのバレエ入門』
守山実花監修, 音楽之友社,2003.3. 219p. ¥1600(ONTOMO MOOK)
- 『食わず嫌いのためのバレエ入門』
守山実花著, 光文社,2003.9. 277p. ¥740(光文社新書)
(ノンバーバルコミュニケーションについて)
- 『非言語コミュニケーション』
マジョリー・F・ヴァーガス著, 石丸正訳, 新潮社, 1987.9. p.255. ¥1359(新潮選書)
[Jean, Georges. Paris, Gallimard, 1989.]
- 『ボディートーク』
デズモンド・モリス著, 東山安子訳, 三省堂, 1999.7. p.264. ¥2200
[Morris, Desmond. Bodytalk: a world guide to gestures. 1994.]
- 『身ぶりとしぐさの人間学』
野村雅一著, 中央公論社,1996.7. 225p. ¥680(中公新書)
- 『人と人との快適距離:パーソナル・スペースとは何か』
渋谷昌三著, 日本放送出版協会,1990.10. 249p. ¥680(NHKブックス)
- 『からだの自由と不自由:身体運動学の展望』
長崎浩著, 中央公論社, 1997.9. p.210. ¥720(中公新書)
- 『色と形の深層心理』
岩井寛著, 日本放送出版協会,1986.1. 215p. ¥???(NHKブックス)
- 『しぐさの日本文化』
多田道太郎著, 角川書店, 1978.4. p.240. ¥520(角川文庫)
- 『記号の歴史』
ジョルジュ・ジャン著, 矢島文夫監修, 創元社, 1994. p.204. ¥1359(知の再発見双書)
[Jean, Georges. Paris, Gallimard, 1989.]
- 『ビジネスは「非言語」で動く:合理主義思考が見落としたもの』
博報堂ブランドデザイン著, アスキー・メディアワークス,2012.8. 217p. ¥743(新潮新書)
- 『人は見た目が9割』
竹内一郎著, 新潮社,2005.10. 191p. ¥680(新潮新書)
(現代アートを知るやさしい入門書)
- 『現代アート、超入門!』
藤田令伊著, 集英社,2009.3. 204p. ¥720(集英社新書)
- 『中・高生のための現代美術入門:●▲■の美しさって何?』
本江邦夫著, 平凡社社,2003.12. 208p. ¥1000
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参考映画
*身体コミュニケーションを考えるための映画を紹介します。
逐次追加していきます。
B.「電子化による身体性の変容」を考えるための映画
(ロボット・サイボーグについて)
-
『アイ,ロボット』(I Robot) 米, 2004.
-
監督=アレックス・プロヤス, 出演=ウィル・スミス他, 原作=アイザック・アシモフ
ロボットSF小説の古典、『私はロボット』(東京創元社)を映画化。原作冒頭の「ロボット三原則」は手塚治虫の鉄腕アトムにも引用されている。
-
『A. I.』(A.I. Artificial Intelligence) 米, 2001. 146min
-
監督:スティーブン・スピルバーグ, 原案:スタンリー・キューブリック, 制作:ドリームワークス他
「愛する」という感情をプログラミングされた少年ヒューマノイドの悲劇。切なく泣かせる映画。授業では「不気味の谷」の事例として紹介した。
-
『ブレードランナー』(Blade Runner) 米, 1982.
-
監督:リドリー・スコット, 原作:フィリップ・K・ディック
SF小説の名作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』(早川書房)の映画化。
(ヴァーチャルリアリティについて)
-
『アバター』(AVATAR) 米, 2009. 162min.
-
監督=ジェームズ・キャメロン, 出演=サム・ワーシントン他, 脚本=ジェームズ・キャメロン
3D映画ブームの火付け役となったヒット作。3D映画自体がVR体験であるだけでなく、VRによる別身体の操作が映画の重要なテーマとなっている。映像の迫力は画期的。一方、自然と共生する原住民と最新テクノロジーを駆使する侵略者の対立という物語の構図はお馴染みである。
-
『マトリックス』シリーズ(MATRIX) 米, 1999-2003.
-
監督=ウォシャウスキー兄弟, 出演=キアヌ・リーブス他
「現実と信じていた世界がヴァーチャルリアリティだった」「コンピュータと人間が戦っていた」というSFではありがちな設定ながら、リーブスのアンニュイな演技と、ワイヤープレイとCGを組み合わせた迫力あるアクションシーンで大ヒットした。
-
『シモーヌ』(S1MONE) 米, 2002. 117min
-
監督=アンドリュー・ニコル, 出演=アル・パチーノ, レイチェル・ロバーツ他
落ち目の映画監督(パチーノ)がCGで完全無欠な女優シモーヌを作り出して、
世間には実在の女優と信じさせ続けるという設定のコメディー。
-
『トゥルーマン・ショー』(The Truman Show) 米, 1998. 103min
-
監督=ピーター・ウィアー, 出演=ジム・キャリー他, 脚本=アンドリュー・ニコル
人生すべてがテレビ番組として仕組まれていた男性の悲喜劇。マスメディアが現実を生み出す実態や、テレビ視聴者のピーピング(覗き)趣味を皮肉に描いている。
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『マルコヴィッチの穴』(The Truman Show) 米, 1998.
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監督=スパイク・ジョーンズ, 出演=ジョン・マルコヴィッチ他, 脚本=チャーリー・カウフマン
哲学的思索をうながすブラック・コメディー。あるオフィスの壁の穴が有名俳優の「頭の中」に通じているという奇妙な設定。
(バイオテクノロジー・クローン技術について)
-
『アイランド』(The Island) 米, 2005. 136min
-
監督=マイケル・ベイ, 出演=ユアン・マクレガー他
理想のユートピアと思って暮らしていたところが、実は恐怖の人間臓器生産工場だったというSFミステリー。はでなアクションシーンも多い娯楽大作。
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『ガタカ』(Gattaca) 米, 1997. 106min
-
監督=アンドリュー・ニコル, 出演=イーサン・ホーク他
遺伝子操作で誕生した遺伝的に優秀な人間のみが優遇される差別社会、近未来のディストピアを描いた傑作。ストーリーはサスペンスにもヒューマンドラマにもなっている。
(シンギュラリティについて)
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『トランセンデンス』(Transcendence) 米, 2014. 119min
-
監督=ウォーリー・フィスター, 出演=ジョニー・ディップ、モーガン・フリーマン他
人工知能研究者の脳の情報すべてをスーパーコンピューターにアップロードすることに成功して、彼の死後、意識を持ったコンピューターが誕生する。さらにそれが急速な進化を遂げ、ネットワークを介して世界を支配するというSFミステリー。
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C.身体性を考えるためのアニメ映画
-
『カンフー・パンダ』(Kung Fu Panda) 米, 2008. 92min
-
監督・脚本=マーク・オズボーン他, 制作=ドリームワークス, 声=ダスティン・ホフマン, アンジェリーナ・ジョリー, ジャッキー・チェン, ルーシー・リュー他
『シュレック』と同じドリームワークス制作のアニメ。トラ、ヒョウはまだしも、手足のないヘビ、小さなカマキリさえもカンフーの達人となって動き回る姿がすばらしい。主人公は太ったパンダ。
-
『ハッピーフィート』(Happy Feet) 濠・米, 2006. 108min
-
監督・脚本=ジョージ・ミラー, 振付=セヴィアン・グローヴァー他, 声=イライジャ・ウッド
雄ペンギンのビルディングスロマン(成長物語)。モーションキャプチャを用いて作られたCGで、ペンギンが短い足で驚異のタップダンスを踊る。南極の壮大な風景も美しい。
-
『シュレック』(Shrek) 米, 2001. 90min
-
監督=アンドリュー・アダムソン他, 製作総指揮=スティーブン・スピルバーグ, 制作=ドリームワークス他
モーションキャプチャを駆使したアニメ。フィオナ姫のアクション、シュレックの顔面表情に注目すべし。『シュレック2』が2004年、『シュレック3』が2007年に公開され、すでに『シュレック4』(2010年?)も予定されている。
-
『ファイナルファンタジー』(Final Fantasy: The Spirits Within) 米・日, 2001. 106min
-
監督=坂口博信
大ヒットしたスクエアのビデオゲームをフルCGで映画化したが、制作費157億円をかけたにもかかわらず、興行的には大失敗だった。当時の最高水準のCG技術で皮膚の質感から睫毛の振動までを再現している。
-
『GOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』日, 1995. 80min
-
監督=押井守, 原作=士郎正宗
原作はコミックスで、TVアニメでもファンから絶大な支持を集めた。近未来の日本で対テロ活動に従事するサイボーグ、草薙素子を主人公とするサスペンス・アクションSFアニメ。さまざまな点で『マトリックス』の元ネタと言われている。なお押井は、宮崎駿、大友克洋と並び称されるジャパニメーション3傑の1人。
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A.ダンスの映画
(ダンスの映画 1〜クラブ・ストリート系ダンス〜)
*どれも青春もので、ストーリーは凡庸なものもありますが、ダンス・シーンは楽しめます。
制作・公開の新しいものから古いものへ並べました。
-
『ステップ・アップ2:ザ・ストリート』 (Step Up 2 :The Streets) 米, 2008. 98min
-
制作総指揮=アン・フレッチャー, 出演=ブリアナ・エヴィガン他
前作のヒットを受けて制作されたものの、ボルティモアのアートスクールが舞台という以外に連続性はない。ストリートダンスが中心。クライマックスのダンスバトル以外にも、序盤のトランポリンを使ったダンスや、中盤のガーデンパーティーでのサルサも面白い。類型的だけど起伏の激しいストーリーも悪くないと思うのだが、それほどヒットしなかったらしい。(日本劇場未公開)
-
『ステップ・アップ』(Step Up) 米, 2006. 100min
-
監督・振付=アン・フレッチャー, 出演=チャニング・テイタム他
「ストリートダンスとクラッシック・バレエが見事に融合」と宣伝されていた映画。芸術専門学校でバレエを専攻する女子学生と、ちょっと不良の若者の、ありがちなラブストーリー(お嬢様×不良はストーリーの定番)。日本の公開では主題歌を倖田来未が歌っている。
-
『ダンス・レボリューション』(Honey) 米, 2003. 94min
-
監督=ビリー・ウッドラフ, 出演=ジェシカ・アルバ他
ヒップホップ・ダンサーを目指す若い女性が主人公の青春・恋愛物語。主人公がかわいらしく、たくましく、魅力的に描かれている。
-
『ダンサー』(The Dancer) 仏, 1999. 94min
-
監督=フレッド・ギャルソン, 原案=リュック・ベッソン, 出演=ミア・フライア他
口の不自由な黒人女性ダンサーが主人公。映画としては××××だが、主人公の踊るクラブ系ダンスが楽しい。「TAXi」シリーズや『レオン』で有名なベッソン監督の原案、脚本。
-
『ブレイクダンス』(Breakin') 米, 1984. 91min
-
監督=ジョエル・シルバーグ
ストリート系ダンスが日本でもはやるきっかけをなった映画。
-
『フラッシュダンス』(Flashdance) 米, 1983. 95min
-
監督=エイドリアン・ライン, 出演=ジェニファー・ビールス他
ダンサーを目指す若い女性が主人公の青春・恋愛物語。公開当時、音楽が大ヒットした。
-
『サタデー・ナイト・フィーバー』(Saturday Night Fever) 米, 1977. 119min
-
監督=ジョン・バダム, 出演=ジョン・トラヴォルタ他
ディスコ・ブームの火を点けた作品であり、トラヴォルタの出世作。ビージーズの音楽も大ヒットした。結末は結構暗い青春もの。
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(ダンスの映画 2〜バレエ〜)
*バレエ・シーンが多い映画や、バレエ・ダンサーが出演している映画です。
制作・公開の新しいものから古いものへ並べました。
-
『ブラック・スワン』(Black Swan) 米, 2010. 108min
-
監督=ダーレン・アロノフスキー, 出演=ナタリー・ポートマン, ヴァンサン・カッセル
『白鳥の湖』で主役を演じることになった主人公が精神的に追い詰められていくサイコスリラー。古典バレエ『白鳥の湖』では、伝統的に悲劇の王女オデット(白鳥)と悪魔の手先オディール(黒鳥)を同一ダンサーが演じることをネタにした物語。バンジャマン・ミルピエの振付は非古典的。
-
『昴 -スバル-』 日, 2008. 105min
-
監督=リー・チーガイ, 出演=黒木メイサ, 桃井かおり, Ara, 筧利夫, 中村しんじ他
週刊ビックコミック・スピリッツに連載されていた曽田正人の漫画『昴』の実写版。バレエとストリートダンスとショーダンスのシーンがあり、ギエム、ベジャール、ヌレエフなど実在の名前も台詞に登場。谷桃子バレエ団が協力。
-
『バレエ・カンパニー』(The Company) 米・独, 2003. 112min
-
監督=ロバート・アルトマン
巨匠アルトマン監督が実在バレエ団を舞台にして制作した人間ドラマ。
-
『センターステージ』(Center Stage) 米, 2000. 115min
-
監督=ニコラス・ハイトナー, 出演=イーサン・スティーフェル他, 振付=スーザン・ストローマン
名門バレエ団を舞台とした青春物。バレエ団の練習生となった主人公と友人たちの夢、努力、友情、愛。ストローマンはミュージカル振付家として著名。
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『リトル・ダンサー』(Billy Elliot) 英, 2000. 111min
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監督=スティーヴン・ダルドリー, 出演=ジェイミー・ベル、アダム・クーパー他
ダンサーを目指す少年を主人公とする家族愛の物語。ラストシーンでは、著名なバレエ・ダンサー、A.クーパーが、少年の成長した姿を演じている。
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『王は踊る』(Le Roi Danse) 独・仏・ベルギー, 2000. 115min
-
出演=ブノワ・マジメル(ルイ14世)他
17世紀、フランス・ブルボン王朝の絶対君主ルイ14世の物語。バレエ発祥当時の舞台が映像で再現されている。
-
『ダンサー』(Dancers) 米, 1987. 99min
-
監督=ハーバート・ロス, 出演=ミハイル・バリシニコフ, ジュリー・ケント, アレッサンドラ・フェリ, レスリー・ブラウン他
バレエ・ファンにとっては、豪華な顔ぶれ。
-
『ホワイト・ナイツ/白夜』(White Nights) 米, 1986. 136min
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監督=テイラー・ハックフォード, 出演=ミハイル・バリシニコフ, グレゴリー・ハインズ他
世界的なバレエ・ダンサー、バリシニコフと、黒人タップ・ダンサー、ハインズが共演している。冒頭、R.プティ振付の『若者と死』全編が映像化されている。
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『愛と哀しみのボレロ』(Bolero) 仏, 1981. 185min
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監督=クロード・ルルーシュ, 出演=ジョルジュ・ドン他
カリスマ的なベジャール・ダンサー、ジョルジュ・ドンの主演作品。
ラストに、M.ベジャール振付の『ボレロ』全編が映像化されている。
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『愛と喝采の日々』(The Turning Point) 米, 1977. 120min
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監督=ハーバート・ロス, 出演=シャーリー・マクレーン、アン・バンクロフト、ミハイル・バリシニコフ、レスリー・ブラウン他
バレエ映画の名作。ロマンティック・バレエの代名詞『ジゼル』を上演するバレエ団での恋愛物語。
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(ダンスの映画 3〜ミュージカル・ダンス〜)
*ダンス・シーンの多いミュージカル映画をいくつか紹介しました。
(ミュージカル映画には、舞台で上演されたミュージカルを映画化したもの(例『ウエストサイド物語』)と、ミュージカルのように歌と踊りをふんだんに組み入れた演出の映画(例『雨に唄えば』)とがあります。)
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『ハイスクール・ミュージカル』 (High School Musical) 米, 2006-2008. 93, 106, 112min
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監督=ケニー・オルテガ
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ制作。ニューメキシコの高校を舞台としたベタな学園青春コメディ。最初の2作品(2006、2007年)はテレビ放映用映画(TVM)として作られて大ヒットし、「ザ・ムービー」と副題の付いた第3作(2008年)が劇場公開用に作られた。そのため第3作だけセットが豪華でカメラワークも凝っている。バスケットの動きを用いたダンスが面白い。
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『ブロードウェイ♪ブロードウェイ』 (Every Little Step) 米, 2008. 93min
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監督=ジェームズ・D・スターン, 出演=マイケル・ベネット(声)
ブロードウェイの超ロングラン・ミュージカル『コーラスライン』を2006年に再演するために行われたオーディション風景のドキュメンタリー映画。約3000人の応募者が8ヶ月かけて19人に絞られていく。「オーディションを舞台化した作品のオーディション」という構造が面白い。
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『ヘアスプレー』(Hairspray) 米, 2007. 116min
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監督=アダム・シャンクマン, 出演=ジョン・トラヴォルタ
1960年代のボルチモアを舞台とした学園コメディ。シックスティーズのダンスステップが満載で楽しい。70年代のスター、トラヴォルタが女装して出演。1988年、ジョン・ウォーターズの脚本・監督で映画がヒット⇒2002年、映画を原作としたブロードウェイ・ミュージカルが大ヒット(トニー賞最優秀作品賞)⇒2007年、ミュージカルの舞台を原作として再映画化した。
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『コーラスライン』(A Chorus Line) 米, 1985. 118min
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監督=リチャード・アッテンボロー, 出演=マイケル・ダグラス
ミュージカル・ダンサーのオーディション風景を舞台化したブロードウェイの超ロングラン・ミュージカルを、さらに映画化したもの。17人のダンサーそれぞれにドラマがある。
(ちなみにミュージカルは1975年初演、1976年のトニー賞最優秀ミュージカル賞。演出・振付はマイケル・ベネット。)
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『ウエストサイド物語』(West Side Story) 米, 1961. 152min
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監督=ロバート・ワイズ, ジェローム・ロビンス, 作曲=レナード・バーンスタイン
ほぼ半世紀前の名画。大ヒットミュージカルを映画化したもので、数々の踊りはミュージカル・ダンスの原点と言ってもよい。1961年のアカデミー賞作品賞。
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『雨に唄えば』(Singin' in the Rain) 米, 1952. 102min
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監督=ジーン・ケリー, スタンリー・ドーネン, 出演=ジーン・ケリー他
半世紀以上前のミュージカル映画の古典的名作。雨に濡れながらケリーが踊るシーンは超有名。
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(ダンスの映画 4〜その他のダンス〜)
*阿波踊り、フラダンス、タップダンス、社交ダンスなど。
制作・公開の新しいものから古いものへ並べました。
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『君が踊る、夏』 日, 2010. 123min
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監督=香月秀之, 出演=溝端淳平、宮崎美子他
高知県を舞台に、よさこい踊りを素材した青春物語。意外にダンスシーンが少ない。
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『阿波DANCE』 日, 2007. 111min
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監督=長江俊和, 出演=榮倉奈々, 勝地涼, 高橋克実, 星野亜希他
ヒップホップダンスと阿波踊りの融合を目指す高校生たちのコミカルな学校生活。「青春×ダンス」という定番の組合せ。主役・榮倉奈々のダンスが××××××…。
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『フラガール』 日, 2006. 120min
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監督=李相日, 出演=松雪泰子, 豊川悦司, 蒼井優, 山崎静代他
斜陽の炭坑町、社会通念に抗して踊ろうとする若者、家族の反対と和解など、物語の骨格は『リトル・ダンサー』の日本版という趣き。常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾートハワイアンズ)設立時の実話に基づいている。クライマックスのダンスシーンはプロ・アマ混成か。
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『レッスン!』(Take the Lead) 米, 2006. 117min
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監督=リズ・フリードランダー, 出演=アントニオ・バンデラス他
ヒップホップしか知らないニューヨークの不良高校生たちが、ボールルームダンスを習うという青春映画。ボールルームダンスの教師役は、スペイン出身の二枚目スター、バンデラス。実話をもとにしているらしい。
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『Shall We ダンス?』 日, 1996. 136min
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監督=周防正行, 出演=役所広司, 草刈民代, 竹中直人他
日本で中高年のボールルーム・ダンスの流行を作った作品。2004年、米国で翻案され、リチャード・ギア主演の映画となって公開された。
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『ダンシング・ヒーロー』(Strictly Ballroom) 豪, 1992. 95min
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監督=バズ・ラーマン
ボールルームダンス(社交ダンス)を素材とした青春・恋愛物語。『ムーラン・ルージュ』のラーマン監督らしい、個性的なカメラワークと色彩感覚が印象に残る。
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『タップ』(TAP) 米, 1989. 110min
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監督=ニック・キャッスル, 出演=グレゴリー・ハインズ、サミー・デイヴィス・Jr他
タップ・ダンサー、ハインズの代表作。タップ・ダンスを存分に楽しめる。
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特別講義について
本講義では、学外から特別講師を招き、1回のみの特別講義を行っております。
2018年度は、人気のコンテンポラリーダンス・カンパニーであるコンドルズのダンサーであり、
研究者でもある石渕聡氏をお招きして、特別講義を行います。
- ★タイトル
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身体の発想
- ★予告文
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身体をキーワードとして、日常的な諸事象を紐解いていく。さらに、ダンスなどの舞台芸術が人に見られることに特化していることで、そこに日常の行為とは異なる独自のあり方が生成していることを考える。
2017年度は、2012-13、2015-16年度に引き続き、舞踊評論家・乗越たかお氏をお招きして、特別講義を行いました。
- 【参考動画】乗越たかお特別ビデオ講義@「コンテンポラリー・ダンスとは何か?」 YouTube (7:56)
- (2016/06/09公開)
- 【参考動画】乗越たかお特別ビデオ講義A「ダンスとは何か?」 YouTube 7:30)
- (2016/06/25 公開)
乗越たかお氏の2017年度の講義タイトルは「『芸術的身体』としてのコミュニケーション」、
2016年度の講義タイトルは「ダンスをアップデートする最先端の舞台芸術『コンテンポラリー・サーカス』とは」、2015年度の講義タイトルは「こんなものまでダンスなの!? コミュニケーションを広げる意外なダンス」でした。
2008、2009年度は、筑波大学より、コンテンポラリーダンスの振付家・ダンサーである平山素子先生をお招きして、特別講義を行いまいた。
2007年度は、早稲田大学より稲田奈緒美先生をお招きして、「モダンダンスからコンテンポラリーダンスへ:メディアとしてのダンスの身体の変遷」というタイトルで特別講義を行いました。
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特別公演「アドバンスト・コレオグラフィ」について
2018年度のみ、コンテンポラリーダンスの公演を海野がプロデュースします。課題5の推薦公演となりますが、チケットの枚数が限られております。特に、学生券は前売りのみで、すぐに売り切れると思いますので、お急ぎ下さい。
- 日 時:2018年11月23日(金・祝)18:00 開演
- 場 所:青山・スパイラルホール
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公演の詳細
チケットの申込み(Peatix)
チケットの申込み(カンフェティ)
シラバス
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授業シラバス:
身体コミュニケーション論
- 大学のウェブサイトでも公開されている2018年度の授業シラバスです。
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補足
いままで授業に対する皆さんの要望として「授業のホームページをもっと詳しくしてほしい」「授業中の板書をホームページで公開してほしい」という声が寄せられています。
しかし、授業運営方針上の理由により、いまのところこのホームページの内容をこれ以上詳しくする予定はありません。授業内容に関しては、基本的に、授業中黒板右端に板書する「大見出し」「小見出し」のみをここに記録いたします。
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